一度見たら忘れられないインパクト大な外観は、どことなくジブリ映画の家を思わせる。

◆程良い経年劣化に味付けされたユニークな外観
ほっこりとした温かみを感じさせる外観は、トトロの主人公一家が越してきた家のようでもある。もっとも目をひくドーム屋根は、ラピュタのロボット兵のようにユーモラスな表情だ。体に苔をまとい、自然と一体化していたロボット兵のように、いい具合に経年劣化をしてきた独特な雰囲気は、新築の物件では得ることのできない醍醐味だ。

豊かな自然に包まれた中軽井沢は、美術館がいくつもあり文化を感じさせる町だ。さらに温泉もあるため、別荘地として人気のエリアで、洒落た外観の別荘も数多く見られる。しかし、この物件ほど印象に残る家はそうそう無いのではないだろうか。

◆愛すべき雰囲気を活かして世界観を楽しみたい
森に囲まれているため、家中どこの窓からでも森林を臨める。とくにドーム屋根のリビング・ダイニングからは、パノラマの景色を堪能できる。その天井までまんまるとした空間は、家族や友人との団欒の時間を、一層居心地の良いものにしてくれるだろう。一階と二階をつなぐ階段が螺旋状というところにもグッとくる。広い屋根付きのウッドデッキや、森との一体感を感じさせる木の壁など、別荘にあったら嬉しいポイントもきちんとおさえている。愛すべき雰囲気を活かし、テイストに合ったインテリアを揃えてこの世界観を満喫していただきたい。

◆生活のもうひとつの拠点として
避暑地ではあるけれど、たまに来るだけなんてもったいない。移ろう森林の四季を、この家を通して感じて欲しい。2拠点居住として、半分くらいの生活をこちらで過ごしてみるのはいかがだろうか？　長野新幹線を使えば、都内からでも軽井沢はすぐそば。たとえば、週末をのんびり過ごす場所としてこの家を選ぶのもいいかもしれない。この建物との出会いが人生そのものに良き変化をもたらす事になるだろう。